2022年度・課題を抱えた青少年の支援事業について(報告)




ユースホステルの社会的な役割のひとつとして、2022年度は課題を抱えた青少年の支援事業について関係機関と連携しながら宿泊型の企画を実施しました。
プログラムを通して、純粋に楽しむ彼らを見ながら「旅の楽しさ」を感じてくれていたら幸いです。
いずれも今回の企画自体で彼ら自身が抱えている問題解決には直接結びつくものではないのかもしれませんが、非日常としての旅の中での出会いや交流を通して「一人じゃない」という事、寄り添ってくれる関係機関や大人たちがいるという事を知ってもらい、これから前向きに生きる力につながってくれればと思っています。また、今後も引き続き継続していきたいと思います。

1.子ども・若者ケアラーの当事者を対象とした宿泊型交流企画の実施(10/15-16)
子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(立命館大学人間科学研究所内)との連携で焚火などの野外体験を組み込んだ宿泊事業を実施。ゆっくりできる時間と旅を、同じ思いを持つ青少年同士が楽しめる機会を提供しました。参加人数:20名
協力:子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト/(一財)ポジティブアースネイチャーズスクール



2.Say HI for peace (Sleep for Peace)~ユースホステルから旅を贈ろう~(2/25-26)
京都市内で、家庭での学習環境が整いにくい中学生を主な対象として、日本ユースホステル協会の助成金と宇多野ユースホステルでのTシャツ販売寄付分を利用し、宇多野ユースホステルでの宿泊と野外体験活動をプレゼントする事業を実施しました。参加人数:36名
協力:(公財)京都市ユースサービス協会/(一財)ポジティブアースネイチャーズスクール



3.京都府内のひとり親家庭を招待しての宿泊型野外体験プログラムの実施(3/4-5)
参加人数:25名 協力:京都府母子寡婦福祉連合会/(一財)ポジティブアースネイチャーズスクール



※写真は一部加工しています。

カテゴリー: ニュースリリース, 宇多野YH, 旅(ホステリング), 記事/旅紀行   タグ:   この投稿のパーマリンク

▲上部へ戻る