【協会】世界一周しながら伝えたいこと 〜櫻井くんの場合〜 vol.3


こんにちは。只今世界一周中の櫻井一平です。
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【前回の記事  http://yh-kyoto.or.jp/?p=7444

突然ですが、皆さんは海外に行った時に何か日本との違いに驚いたことはありませんか?
そして、それはどんなことですか?

違う国に行くということは人種や文化、宗教が違う人々が生活しているということであり、違いや驚きがあるのは当然のこと。僕もこの旅でいろんなことに驚かされています。そこで、今回は海外で驚いたことや、海外と日本との違いをいくつか紹介したいと思います。

まずは知っている人も多いかとは思いますが、の問題。日本では水道から出る水を飲むことができますが、海外では基本的に飲むことはできません。もちろん物理的に飲めないわけではないので、飲もうと思えば飲むことは可能です。ただし、恐らくお腹をこわすでしょう。海外では水道からでる水を飲む文化がないのです(ヨーロッパでも)。レストランなどでも水はお金がかかるため、常にミネラルウォーターは持ち歩いています。海外にいると、とても水が貴重に感じます。

次にこちらも知っている人が多いかもしれませんが、トイレの問題。
日本では外に出ている時にトイレに行きたくなれば、公共の場に設置されているトイレを使用したり、コンビニのトイレを使わせてもらったり、用を足すことは何なりと可能です。
しかし、海外ではそういうわけにはいきません。公共の場にはあまり設置されておらず、設置してあってもお金を取られることが多いのです。そのため幾度もトイレを我慢し、どこか出発する前には必ずトイレに行くようにしています。
海外では膀胱炎には要注意です。

また、これも日本では馴染みのない文化ですが、海外では基本的にどこの国でもチップを支払う文化があります。
このチップというのはレストランのウェイターや、ツアーのガイド、ドライバーなどに良いサービスを提供してもらった場合に気持ちとして渡すものとされています。
渡す金額のおおよその目安は決まっていますが、あくまでも気持ちなので自分で決めて渡します。
しかし、良いサービスを提供してもらった場合とは言いましたが、基本的には大きなトラブルがない限りほとんどの場合で渡します。
日本ではお客様に対して良いサービスを提供するのは当たり前という考え方が存在します。
良いサービスを提供しないと、むしろクレームに発展するくらい。そのため、よくしてもらったとはいえチップを支払うことはありません。これもまた馴染みにくい異文化の一つです。

▲トイレの前でチップを受け取る人。

以上、三つ程あげましたが、これらは異文化のごく一部にすぎません。
国によってもそれぞれの国の文化があり、毎日が驚きの連続です。

そして、旅をしながら生活をしてみて感じている日本と海外の違いがあります。

表現が難しく言葉が適切かはわかりませんが、日本では対象となる相手が中心で物事が動いているのに対して、海外ではそれぞれ個人が中心で物事が動いていているように感じます。それはすべての物事において日本では相手をより大切にしているのに対して、海外ではより自分自身を大切にしているということです(あくまでも僕の主観です)。

例えば、時間。日本では電車やバスなど公共交通機関では大きなトラブルがない限り決められた時刻に必ず出発します。
しかし、海外ではそれは当たり前ではありません。ある程度の人数が揃わなければ出発しなかったり、平気でストライキも起こります。

また日本では日曜日に閉まっているお店はあまり見かけませんが、海外では閉まっていることが珍しくありません(特にヨーロッパ)。多くの人が日曜日は休暇を取るのです。

他のスタッフと話をしながら接客したり、物を食べながら接客したり、相手が中心に物事が動く日本では非常識なことも、海外では普通のことなのです。もちろん、これまでに挙げたことは全ての国に共通することではありませんが、多くの国で感じた日本と海外の違いです。

冒頭でもお伝えしたように、違う国に行くということは人種や宗教が違う人々が生活しているということであり、文化が違うのも当然のことです。もしかしたら、異文化をなかなか受け入れられない人もいるかもしれません。住み慣れた自国の文化の方が肌に合うのは当然のことです。
しかし、異文化を知ることで感じるものもたくさんあります。『郷に入っては郷に従え』といいますが、実際に現地に足を運んでみて、そういった海外の文化を肌で体感できるのも旅の醍醐味です。

是非、機会があれば皆さんも旅に出てみて海外の異文化を感じてみて下さい。
きっと何か感じて得るものがあるはずです。

次回は旅に出て考えさせられた世界の歴史についてお伝えしたいと思います。
お楽しみに。


Writer:櫻井一平(Sakurai Ippei)
1988年生まれ。25歳の冬、仕事をやめ、自由を求めて世界一周へ
たった一度の切りの人生やりたくないことをやっている暇はない
覚悟を決めればすべてが動き出す(本人ブログより一部抜粋)

https://www.facebook.com/ippei.sakurai.25
http://ameblo.jp/freedom-life25/

カテゴリー: ニュースリリース, 旅(ホステリング), 記事/旅紀行   タグ:   この投稿のパーマリンク

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