先日、日ごろ旅に出る機会のない青少年に、ユースホステルから旅を贈る交流事業を実施しました。
今回は、児童養護施設や自立援助ホーム、里親などの社会的養護の必要な環境から巣立った若者やこれから巣立とうとしている若者を招待しました。
お昼に町中で集合して宇多野ユースホステルへ。
あまり詰め込み過ぎないプログラムの中、夜のアウトドア体験として「焚火」やクラフト体験など、そして、夕食や朝食、お風呂におしゃべりにと、寝食を共に1泊2日をゆったりとした時間の中で過ごしました。
普段とは違う環境で、始めは気持ちが乗らない子もいたようですが、時間と共に最後は皆で楽しく過ごせたようです。チェックアウトの際に、参加者から手作りのメッセージボードをいただきました。「焚火旅」とはいいフレーズですね。しばらくフロントに飾りたいと思います。
色んな人と直接交流することで、色んな意見があり、色んな考え方があり、社会に対して少しでも前向きに捉えられる活力となってくれたらうれしい限りです。
今後もなかなか表には見えてこない課題を持った青少年に向けて、地道にこういった取り組みをユースホステルとしては続けていきたいと思っています。
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