宇多野ユースホステルの前々々・・ペアレントさんからのおたより


宇多野ユースホステルの前々々々ペアレントさんです。
定年後すぐにボランティアとして活動されていて、感じられたこと、提言されたいことをいただきました。
震災ボランティア
このたびの東日本大震災のボランティアに、岩手県宮古市に2回計2週間ボランティアに参加したものですが、現地で感じた事を2点、すぐにでも実行すべきだと考えたのですが、個人の為、力不足です。みなさんのお力をお借りしたいのです。
1点目「被災者・ボランティア活動を支援する」
岩手県等海沿いの被災地には個人のボランティア、またはNPOなどの組織的なボランティアも入りにくく、現地では多くのボランティアを求めています。現地の状況、宿泊先がない。陸上のボランティアセンターから遠いなど、個人のボランティアの入りにくい状況があり、解決する方法として、フェリーなどを借り上げ、各地の港にベースキャンプとして使うことです。これですと数百人単位でとか、数十人単位とかでボランティアを被災地の近くに送ることができ、また、ボランティアの宿泊、食事、休養などが提供できます。また車両など必要な物も運ぶことができます。支援する団体に船を貸し出すこともよいでしょう。これから暑くなります。涼しいところでゆっくり眠れて、活動に参加することができます。海上(港)で支援活動が可能です。日本はすべて海に囲まれています。この国でこうした方法が必要な事は明白です。震災初期段階においては被災者の避難所にもなりうるのです。周りの皆さんに広めてください。
2点目
海岸沿いの学校、病院、高齢者施設、防災(消防、警察など)関係者にライフジャケット(救命胴衣)を防災グッズに加えて常備していただきたい。南三陸町の女性職員の決死的行動により、多くの命が助けられましたが、私はこの方も、殉職された多くの消防職員、警察官も助かって欲しかった。また、多くの住民が助かって欲しかった。全国を海に囲まれている日本であるからこそ、救命胴衣の常備をしていただきたいのです。(現在、救命胴衣は安いものから高いものまであります。ガス式は水につくだけで膨らみ24時間浮いていられるようです。助かるチャンスが増えます。)これらはほとんど中国からの輸入です。国産化して雇用の拡大、内需の拡大につなげていただきたいのです。
私個人の力では何もできません。皆様方のお力を発揮していただいて、すぐにでも実行化もしくは試行して次の東南海地震等の心配がされていますが、もしこうした時にすぐ活動できるよう今回、ノウハウを蓄積できるようお力添えをお願いいたします。または働きかけをお願い申し上げます。
伊藤孝一

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