【協会】世界一周しながら伝えたいこと 〜櫻井くんの場合〜 vol.4-1


『負の遺産から学んだ世界の歴史』前編

こんにちは。世界一周中の櫻井一平です。
只今メキシコはグアナファトに滞在しています。


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是非そちらもご覧下さい。
Twitter: https://twitter.com/peesuke24


皆さん、世界一周と言えばたくさんの世界遺産をみて、
たくさんの絶景を見て、感動することばかりだと思ってはいませんか?

もちろん美しい世界の絶景をみることは
旅の目的の一つでもあり、旅に出るきっかけでもありました。
しかし、旅の目的はそれだけではありません。

例えば遺産でも、美しいものだけでなく、
平和への希望や人種差別の撤廃などの歴史と密接に結びついている
「負の遺産」というものがあります(これはユネスコが正式に認めた名称ではないそうです)。

これらは決して美しく感動を与えてくれるものではないですが、
訪れた人々に平和と人種差別について深く考える機会を与えてくれます。
そんな世界の負の遺産を訪れ、平和や人種差別について考えるのも旅のひとつの目的です。

第四回目の今回は、そんな負の遺産から学んだ世界の歴史、
そしてそこから考えさせられたことについてお伝えしたいと思います。

この旅で訪れた負の遺産はアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。
アウシュヴィッツ収容所と言えば皆さんご存知かと思いますが、
ヒトラー率いるナチス政権下のドイツが第二次世界大戦中に国家をあげて推進した、
人種差別的な抑圧政策により生まれたとされる強制絶滅収容所です(wikipediaより一部引用)。

収容されたのは、ユダヤ人のみでなく、政治犯、ジプシー、精神障害者、身体障害者、
同性愛者、捕虜、聖職者なども含まれ、その出身国は28カ国にも及ぶようです。
ここでは約150万人の人が虐殺や病気によって亡くなったとされています
(この数字は定かではなく今も議論されているようです)。

学生の頃、世界史の授業で習った時からアウシュヴィッツ収容所の
ことは知っていましたが、あまりの残虐な行為に実際に起こった出来事とは思えず、
実感がないまま授業を聞いていたのを覚えています。

しかし、実際に足を運んでみて、ここで起こったことはリアルなのだと認識できたのと同時に、
ここで何百万人もの人が命を落としたと思うと、言葉では言い表すことの出来ない気持ちになりました。
そして、施設を見学してどれだけ考えてもわからないことがたくさんありました。
ただ、その中でもひとつ言える事があります。(続く)


Writer:櫻井一平(Sakurai Ippei)
1988年生まれ。25歳の冬、仕事をやめ、自由を求めて世界一周へ
たった一度の切りの人生やりたくないことをやっている暇はない
覚悟を決めればすべてが動き出す(本人ブログより一部抜粋)

https://www.facebook.com/ippei.sakurai.25
http://ameblo.jp/freedom-life25/

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