■ 旅、時々ユースホステル~旅やユースホステルに関するエッセイ~
『京都研修滯在記』
※台湾の南台科技大学との連携事業で2014年7月~9月宇多野ユースホステルにて
海外インターンシップとして研修をした謝喬媖さんのエッセイです。
2014年の夏休みに日本へ行って、京都の宇多野ユースホステルで2ヶ月間研修をしました。
京都での生活に関して書きたいことはたくさんありますが、書ききれません。
しかし海外研修はとても大きな実りあるものとなりました。
私は二回目の海外ということもあり、これからの海外研修に期待し、胸を躍らせていました。
初日、宇多野ユースホステルを目にした時は、とても驚きました。
周りを山に囲まれ、芝生が広がり、初めて台湾と全く違うユースホステルでした!
→宇多野ユースホステル
「めっちゃ綺麗!」
最初の頃は驚きの連続でした。
食べ物はもちろん、台湾とはまったく異なる日本の習慣や生活など
戸惑ってばかりの私に、みんなは優しく、ゆっくりした日本語で説明してくれて助かりました。
出発前は自分の日本語の未熟さに、少しの不安がありましたが、
ユースホステルのスタッフたちはとっても親切で、生活も楽しく、
仕事が終わってから友人とカラオケに行ったり、食事をしたり、映画を見たり、
毎日が豊かに面白くなっていきました。
一緒に過ごす時間は楽しく、笑いの絶えない毎日。
とても充実した2ヶ月間となりました。
時には、台湾に帰りたくてたまらない時期もありましたが
最後はもう少し長く日本にいられたらいいなぁと思いました。
日本語は全然完璧ではないけれど、日本語で、英語で、
そして指文字でのおしゃべりは本当に楽しかったです。
たくさんの人と出会えたし、なんとなくでも通じ合え、
仲良くなったことはとてもいい経験、いい思い出になりました。
今回の研修を通して出会った人たちは私の一生の宝物です。
Writer:謝喬媖(しゃ きょう えい)
1994年生まれ。出身地は台湾の彰化です。
現在、台南の南台科技大学で勉強しています。
日本のことが大好き!