【協会】世界一周しながら伝えたいこと 〜櫻井くんの場合〜 vol.2


こんにちは。只今世界一周中の櫻井一平です。

 

前回は僕がなぜ世界一周の旅をしているのかについてお伝えしましたが、
今回は実際旅に出てみて一番感じていることを皆さんにお伝えしたいと思います。

 

【前回の記事  http://yh-kyoto.or.jp/?p=7385
 

まず、旅に出て一番感じていることは言葉の壁です。

それは出発する前から当然わかっていたことでした。

そして、それは旅をしたことがない人、海外に行ったことがない人でも容易にわかることです。

そのため、多くの旅人は出発前に留学して英語を数ヶ月学んでから旅にでます。

 

僕も留学を考えましたが、いろんな理由があって出来ませんでした。

 

まず言える事は旅をする上では大きく困らないということ。

いくつかの単語を並べて簡単な文章を組み合わせれば、必要最低限のことは伝えることが可能だからです。

例えば、スーパーでの買い物やレストランでの注文、電車や飛行機、タクシーなどの乗車や宿の予約、ATMの利用などなど。

旅慣れてきたらどこでどの単語を使うと良いか、どういう流れで物事が進むのかなど要領が掴めてきます。

 

また、世界のいろんなところに日本人宿があって、日本人の旅行者がいます。

そこに行けば、日本語で現地の情報を仕入れることができます。

 

このように海外で旅行するだけであれば言葉の壁は少々不便なくらいで、大きな支障はありません。

 

では、どこで言葉の壁を感じるのかということになりますよね。

それは海外のいろんな人とのコミュニケーションをとる時に感じます。

そして、それはヨーロッパ圏に入ってから特に感じます。

 

ヨーロッパでは欧州連合が発足されてからその国の人だけではなく、いろんな国の人たちがいろんな国に集うようになりました。

例えばヨーロッパの宿で同じ部屋にブラジル人、ドイツ人、スペイン人、スイス人、なんてことはよくあります。

そしてみんな母国語以外に英語を流暢に話します。

1対1なら自分のタイミングで話したり、聞き返したりすることもできるので、簡単な単語と文章でなんとか会話をすることは可能ですが、集団で会話するとなるとさすがについていけません。

何度か会話に入ることはできますが、会話のテンポが早すぎてほとんど理解することができません。

そうなると、必然的に集団に入り込めず、皆でご飯や飲みに行ったり、仲良くなる機会を逃してしまうことがあります。

 

 

もちろん先程も話した通り、人とのコミュニケーションを省けば大きな問題はなく世界を回ることは可能です。

ただ、僕はそれは旅ではないと思っています。

 

前回もお伝えしましたが、僕の中で旅とは『出会い』であると考えているからです。

 

旅をする上で人とのコミュニケーションは必要不可欠なのです。

 

そんな中、英語が流暢ではない僕なりに、出来るだけ多くの人とコミュニケーションをとれるように旅中に心掛けていることがあります。

それを少し紹介しておきますね。

 

まずはあいさつ。これは当たり前のことですが、すべてのコミュニケーションはあいさつから始まります。

挨拶に英語のレベルは関係ありません。

こんにちは、おはよう、おやすみ、ありがとう、すみません、これらの言葉は町中や宿の中では常に発するように心掛けています(可能であれば現地の言葉で)。

ただ、あいさつでコミュニケーションのきっかけはつくれるものの、それだけでは会話には発展しません。

 

そのため、語学が堪能でない人が人とコミュニケーションを取りやすくするために、旅中の宿選びが重要であると感じています。

僕は大きいホステルより小さいホステルを選ぶようにしています。

大きいホステルではたくさんの人がいて、共有スペースやラウンジも広く、必ずグループができてしまします。

人の入れ替わりも多く、一人の人と多くの会話をすることが難しいことが多いです。

一方、小さいホステルは、宿泊している人数が少なくアットホームです。

共有スペースも小さいため、毎日同じ人と顔を合わせることが多くなります。

そうすると必然的に会話も生まれていろんな人とコミュミケーションが取りやすくなります。

もちろん値段や立地、設備なども旅をスムーズに進めるためには重要です。

どうしても日本語で情報を得たい場合やイベントなどがある際は日本人宿を選択したりすることもあります。

このように状況によっては優先順位が変わってきますが、できるだけそのような場所を選ぶように心掛けています。

 

そして最後はやはり積極的に話しかける事。

言葉がわからなくても聞き取ろうと努力すること。

コミュニケーションは言葉を発さなくても紙と鉛筆があれば可能です。

英語などの言語が堪能でなくてもコミュニケーションがとれることは事実。

その積極さが語学の成長に繋がり、言葉の壁を小さくしてくれると感じています。

そのため、今後もいろんな人との交流を大事にして、どんどん積極的にコミュニケーションを図っていきたいと思います。

そしてその中で少しでも語学の上達に繋がれば幸いです。

 

最後になりますが、細かいところまで意思疎通を図ろうと思うと、やはり双方に共通の言語は必要です。

どれだけコミュニケーションが上手にとれたとしても、英語や現地語が話せるに越した事はありません。

もし、これから旅に出られる方がいらっしゃったら、少しでも英語の勉強をしておくことをオススメしておきます。

 

そろそろ僕の旅も折り返し地点にさしかかってきました。

まだまだこれからもリアルタイムで旅の魅力、旅中に感じたことを紹介していきますね。お楽しみに。

 

 

Writer:櫻井一平(Sakurai Ippei) 1988年生まれ。

25歳の冬、仕事をやめ、自由を求めて世界一周へ

たった一度の切りの人生やりたくないことをやっている暇はない

覚悟を決めればすべてが動き出す(本人ブログより一部抜粋)

 

https://www.facebook.com/ippei.sakurai.25
http://ameblo.jp/freedom-life25/
 

カテゴリー: ニュースリリース, 旅(ホステリング), 未分類, 記事/旅紀行   タグ:   この投稿のパーマリンク

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