■ 旅、時々ユースホステル~旅やユースホステルに関するエッセイ~
『シドニーでのインターンを通じて』
私は京都の大学に通っておりユースホステルクラブ(※1)に所属しています。
今回、オーストラリアのシドニーにあるユースホステルにインターンに行く機会を得ました。
インターンに挑戦してみたいと思ったキッカケは「外国人と一緒に働いて海外の文化に触れてみたい」
そして「どれくらい自分にスキルがあるのか試してみたい」という薄っぺらな動機でした(笑)
※1:学校公認のクラブ活動として、ユースホステルを使った国内外の旅や子ども達とのキャンプ、大学間交流などを行っている。
今回お世話になったユースホステルは、
シドニーのセントラル駅からすぐのRailway Square YHAです。
仕事も宿泊もこちらでしました。
私はなぜか昔から変に度胸があり、外国人ばかりの環境でも
やっていけるとばかり思っていました。
…が、いざ飛び込んでみると想像以上の「孤独」と「不安」
最初の数日間は、泣いてしまうほどのホームシックに陥ってしまったのです…。
その孤独と不安を徐々に無くしてくれたのが、
宿泊客の人達、たくさんの出会いでした。
全く喋ったことない人達も目が合うとみんな挨拶してくれて、
その挨拶から会話に発展することも多々ありました。
日本では、私は人見知りもしないしシャイではないと
自分では思っていたのですが、海外に行ってみるとただのシャイガール…(笑)
話しかけてくれるおかげで沢山の人と仲良くなって、
日に日に楽しい生活へと変わっていきました。
↑同じルームメイトのカナダ人とドイツ人。
2人とも英語を話すスピードがとっても早い!
全然会話についていけなかったです…
休日に、同じルームメイトの子達とサーキュラーキー駅周辺の
「ロックス」という所で週末に開催される、ロックスマーケットに行って楽しみました。
ロックスは、オーストラリア最初の入植地で、
開拓時代の面影が残っている倉庫がたくさんあります。
古い街並みで、建物がとっても可愛い!
シドニーの観光地の中でもお気に入りの場所です。
ロックスの近くには、オペラハウスやハーバーブリッジもあります。
サーキュラーキーに行くと、シドニーのTHE観光地はほぼ回れますよ!(笑)
多国籍でお酒を飲みに行って、国の文化ついて討論をかましたりもしました(笑)
それぞれの国によって考え方や、生活が違うので新しい発見がたくさん!
やはり、他文化を知れるのは楽しいですね。
↑カナダ人・韓国人・チリ人そして日本人。年齢も国籍も様々でした。
↑同じアジアでも食文化が全く違う!
ネパール人の友達が、”Sukuti”というネパールご飯を
作ってきてくれて、ご馳走してくれました。
スパイシーで、ご飯というよりはお酒のツマミみたいでした。
そして、なんとお肉はバッファロー!
ネパールは、バッファローが主流で、干し肉が好まれるそうです。
クセはなかったですが、正直私は干し肉あまり好まないかな…(笑)
次にシドニーの自然について。
シドニーは、都会でありながら自然が多くあります。
シティにも大きな公園がいくつかあり、自然とビル街が隣り合わせになっています。
昼休みになると、サラリーマン達が公園の芝生に集まってきて
お昼寝をしているのをよく見かけました。
私もローカルの人たちに混じって、芝生に座ってランチをしてみたり…
シドニーっ子を体験(笑)日本とは違って、のんびりゆっくりした時間が流れていました。
そしてインターンの仕事後、時間ができると、よく散歩に出かけていました。
↑これは、ハーバーブリッジを散歩していた時の写真。
オペラハウスと海が綺麗で、風も心地よかったです。
シドニーの景色はいつも壮大で、心落ち着くものでした。
今回、たった2週間でしたが、シドニーでのインターンを体験し、
母国語以外を使って仕事をする難しさ、文化の違いによる
意思疎通の難しさを改めて知ることができました。
そして何より、たくさんの人と関わることで、
たくさんの考え方に触れ、視野が広がりました。
またいつか絶対に会いたいなと思う人達との出会い、
たくさんの経験と思い出は一生の宝物となると思います。
●おまけ
お気に入りのシドニーでの写真をいくつか載せておきます。(見て頂きたいだけ(笑))
↑シドニーで有名なボンダイビーチ近くのビーチ
↑船上から見た、夕暮れ時のハーバーブリッジ
↑世界遺産であるブルーマウンテンズ、スリーシスターズ
Writer:西田 莞奈
1996年生まれ。大学生。旅行大好き、海外大好き!
長期休みには必ずどこかに旅しています。
新しい発見や出会いはワクワクします。
色んな経験をしたい!大学では語学(主にスペイン語)を勉強中。