【協会】旅、時々ユースホステル「大学生による海外ユースインターン帰国リポート」後編


■ 旅、時々ユースホステル~旅やユースホステルに関するエッセイ~

大学生による海外ユースインターン帰国リポート
~オーストラリア・シドニー Railway Square YHA~後編




本エッセイは私が2019年8月下旬~9月上旬、オーストラリア・シドニーの
Railway Square YHAにて学生インターンへ参加した際のリポートです。

オーストラリアのユースホステルならではの事情、
そして2週間の滞在で垣間見た「移民の国」の日常をお伝えします。
(写真はすべて筆者撮影・修正)

第1章 インターン生の仕事から見えてきたもの
第2章 日本人スタッフとして
第3章 滞在者として

今回は第3章をお伝えします。

第3章 滞在者として

今回は休暇を多くいただいたので、
シドニーという街を知るべくいろいろな所に観光に出掛けました。

これまで様々な国を旅してきましたが、
ひとつの地に長くても3日ほどしか滞在したことがありませんでした。

2週間もいることは初めての経験だったので、
「暮らすように滞在する」をモットーに過ごしました。



▲シドニーは海の街。フェリーは重要な市民の足です。





▲オーストラリアといえばコアラやエミュー、カンガルーなどの動物たち。
お食事中のコアラたちは、木から木へ飛び移ったりしてビュンビュン動いていました。



▲シドニー中心部から列車で2時間ほどの場所にある世界遺産「ブルーマウンテンズ」。
オーストラリアの大自然を身近に感じることができる場所です。





▲市内で定期的に行われる「ファーマーズマーケット」。
生産方法にこだわった野菜やお肉などが並びます。



▲「世界一の朝食」と評された「bills」の朝食プレート。
スムージーとセットで3000円近くしたような覚えがあります。



▲かつての天文台が位置する丘の上。
シドニーのあちこちをまわってみて一番のお気に入りスポットになりました。

シドニーという街での滞在はとても実りあるものとなりました。
ローカルのスーパーに寄って現地の食材から「オーストラリアらしさ」を感じたり、
想像以上の治安の良さに「このまま住んでもいいのでは」と感じたり・・・。

ひとつの街に長くいることでその街の良いところ、
そうでないところが見えてくる。
そういった経験は初めてのことだったのでとても新鮮で、
今後もいろいろな街に長く滞在してみたい、
と帰国後しばらく経った今でも強く思っています。

シドニーでのインターン生としての滞在では、
沢山の気付きと多くの学びがありました。

帰国したからこれで終わり、ではなく、
今後様々な国や地域に行くときに
どういった部分に着目するのか?
といった「地域をみる視点」を養う
ひとつのきっかけになったと思っています。

今後も私なりに、多くの国・地域を
多角的な面から見つめていこうと思います。

そのためにはやはり語学は大事ですね。
これからどんどん精進していこうと思います。

最後になりますが、今回のインターンの
企画・遂行に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。

(最後に)
現在、オーストラリア全土で起こった山火事は
世界的なニュースとなっています。

オーストラリアの自然や動物たちに触れた身として、
非常に悲しい気持ちでいます。

1日も早い鎮火と、自然・生態系の復活および
現地にお住まいの方々がもとの生活に戻ることのできるようお祈りいたします。


Writer: 大谷 真由
京都の大学のユースホステルクラブに所属。現在大学3年。
「自分の知らない世界へ」をモットーに海外ひとり旅を続ける。
イスラームの歴史と文化が好き。夢はシルクロードを陸路で横断すること。

過去の記事
大学生による海外ユースインターン帰国リポート
 ~オーストラリア・シドニー Railway Square YHA~中編

大学生による海外ユースインターン帰国リポート
 ~オーストラリア・シドニー Railway Square YHA~前編

祈りの国ミャンマー・ぐるっと一周旅/前編
祈りの国ミャンマー・ぐるっと一周旅/後編

カテゴリー: ニュースリリース, 旅(ホステリング), 記事/旅紀行   タグ:   この投稿のパーマリンク

▲上部へ戻る