■ 旅、時々ユースホステル~旅やユースホステルに関するエッセイ~
僕とオーストラリア vol.7 Mt.Amos & Sandboard
今回の話はタスマニア2日目。
朝早くに起き、Mt.Amosという山へ向かいました。
その道中通りがかった湖で一枚。
標高が高い位置にあったからか雲が湖にかかっていました。
写真ではこんなにもショボく見えてしまうのか…と思うほど力のある景色でした。
Mt.Amosは、山といっても標高454mと、それほど高くない山で、
道のり4km、所要時間3時間ほどで登って帰ってくることができる、
初心者でも楽しめるハイキングコースがあります。
しかし私が想像していた木々が生い茂って獣道が続いているような山とは違い、
巨大な岩が積み重なってできたような、岩場の方が多い山でした。
少し上がった所から見える景色でも
すでに綺麗なのに登れば登るほどもっと綺麗になっていきます!
最終的に頂上からの景色はこんな感じになりました。
すぐ下が海なので景色は最高です。
向こう側にも岩場が。
ここからまた来た道を戻るのか…
と思いましたが帰りは思ったよりも楽でした。
Mt.Amosの麓に下りるとプライベートビーチ風の砂浜が広がっていました。
誰もいないビーチっていいですよね…
しばらくビーチで休憩した後2日目の宿へと向かいました。
宿に着いたのはお昼過ぎ。
荷物を置いて町を車で移動しながらこの後どうしようかと話していると、
すぐ近くにSandboardと書かれた看板を見つけました。
お店の人に聞いてみるとどうやら近くに砂丘があり、
そこで遊べるSandboardを貸し出しているとのことでした。
木の板(スノーボードに近い形)に足を固定する
サンダルみたいなものが付いているのがSandboardで、
斜面からそれに乗って滑り降りるというものです。
これをしない手はないと思い満場一致で砂丘へ向かうことにしました。
私たちが宿を取った場所がStrahanという小さな港町で、
そこから車で20分ほどの距離にあるHenty砂丘へ行きました。
車道からは防風林のせいで砂丘は見えませんでしたが、
砂丘入口の看板を見つけ防風林の間を抜けると駐車場がありました。
車を降りて奥へ進むといきなり砂の崖が姿を現し、
それを登るとこんな景色が広がっていました…!
砂丘の彼方には海が見えます。
そこでひとしきり遊んだ後、
ふと自分の腕を見てみると大変な事になっていました。
これは汗をかいているのではなく、日焼けした皮が浮き上がり、
浮いた皮膚の下から汗をかいたので水ぶくれのようになっています。
もちろん痛いです。
いつでもそうですが自然をなめていると痛い目に遭いますね…
ちなみにSandboardは急斜面でしかできず、
写真の通り斜面よりも平地の方が広いHenty砂丘ではあまり遊べませんでした。
しかもコツを知らなかったせいか全然滑らなかったので正直ただの荷物でした。
我こそは!という方はぜひ試してみてください!
滑ってスピードが出たなら楽しかったはずです!
最後に、オーストラリアへ旅行する際の紫外線対策は入念に!
さもないと本当に悲惨なことになりますよ…
忠告はしておきますのであとは皆さんご自分で体験してみてください!
3日目へ続く…。
Writer: 吉村伊久人(Yoshimura Ikuto)
1992年”ギリギリ京都市”の異名を持つ僻地、山科区生まれ。
オーストラリアでの一年のワーキングホリデーを通して旅に目覚めました。
様々な場所から京都に来られる人をもてなす仕事がしたかったので
現在宇多野ユースホステルのスタッフとして働いています。
過去の記事
僕とオーストラリア vol.6 タスマニア旅
僕とオーストラリア vol.5 ゴールドコーストとスケボー
僕とオーストラリア vol.4 シェアハウスとアルバイト
僕とオーストラリア vol.3 語学学校とメルボルン生活
僕とオーストラリア vol.2 スケボーと愉快な仲間たち
僕とオーストラリア vol.1 ホームステイ初日