【協会】旅のあれこれ『スリランカ小話集』



■ 旅、時々ユースホステル~旅やユースホステルに関するエッセイ~

旅のあれこれ『スリランカ小話集』


旅の道中というのは実に色々な事があるものですが、
その90%は取るに足らない、噺のタネにもならないような小さなストーリーだと思います。

その旅を後から振り返ってみた時に、
それらは大きな出来事の陰に隠れて見えにくくなってしまうものです。

そんな重箱の隅のような、小さなストーリーたちも
たまには語ってみると面白いかも知れません。
今回は1年半前のスリランカツーリングの時の、
そんなお話の寄せ集め。


①灼熱ツーリング
バイク乗った事ある人ならわかると思うのですが、
バイクって乗っただけで体力を奪われるのです。

主な原因は全身を直撃する風と日光。
日本と違って乾燥しているとは言うものの、
気温は30℃超えのカンカン照り。

オマケに砂が舞って埃っぽいので、対向車が多いとむせます。
そんな過酷な環境下ではかなり
もはや格好などは気にしてはいられません。

自然、強盗のようなウェアリングになってしまうのですが、
これが現地の人の注目を集める一因にもなってました。






②爆盛り炭水化物
スリランカの食堂全体に言えることなんですが、
基本食べ切れません。

どうして2人しかいないの分かっているのに、
洗面器みたいな器でごはんを持ってきてしまうのか。

どうしてモッタリしたナンみたいなのまで「サービスだよ☆」
みたいにニコニコしながら持ってきてしまうのか。

デザートに持ってきてもらった甘いやつ、
おいしそうだけどこの状況で食べられるわけねえだろ。

みんな全力でいい人だし、親切なのも分かるんです。
本当にとっても感謝もしている。
しているから、その奥で切ろうとしてるマンゴー、
止めてくれませんかね?








③飛び出し注意
あ、飛び出してくることあるんですね。
多分、車両も人も無事では済まない。




④ハイウェイの狼
煽り運転が巷では話題ですが、
スリランカのバスは煽った上で追い越します。
センターライン、見えてないんですかね?
正面衝突を恐れないというのが生き様のようです。
バイクを返却した後路線バスに乗ったのですが、
時速80キロぐらい出してて警察に捕まっていたのが印象的でした。






⑤メーターリクシャー
タクシーはリクシャーと言われる
ピアジオ社製の三輪自動車が主です。

昔は交渉して料金を決めていたのですが、
最近都会の方では料金メーター搭載のものが主流です。

運転手:ヘーイ!タクシータクシー!
僕:メーターついてないじゃん、乗らないよ。
運転手:ノーノー!メーターあるよ!ここ見るね!
僕:…それただの速度メーターじゃねえかよ!




⑥朝食
僕:毎日カレー、美味しいけど飽きてきたな。
  今日の朝食はパンセットを注文しよう。



僕:カレーからは逃れられないのか…(美味いけど)


⑦とっても親切にしてもらいました
レストランでオーナーと昼食会になり、
楽しく談笑したあとお金を払おうとすると、受け取ってくれない。

「今日はいいからまたいつか遊びに来てね」とのこと。





何回も道に迷っていろんな人に道を聞いたし、
ホテルまで紹介してもらったこともありました。



何より、カメラを向けると返ってくるこの笑顔が僕は大好きです。











この笑顔に会いに、またいつか、でも必ず行きたいですね。



Writer:新倉 遊
1988年生まれ。名前を読んで字の如く、
沖縄・奄美・欧州・東南アジアを遊んで周っておりました。
夢は世界一周と自分の宿を持つこと。素潜り大好き。
現在京都ユースホステル協会職員。




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